カレンという女性用育毛剤は新聞広告で大々的に載っていました。なんでも耳障りのいいフレーズが「ふさふさ」「あきらめないで」「凄い」・・・ならば女性用育毛剤の本命リアップリジェンヌより優秀なのか比較してみました
比較項目 |
カレン |
リアップリジェンヌ |
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主な成分 |
ボタンエキス、チョウジエキス、カンゾウ葉エキス
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ミノキシジル1% |
添加物 |
エタノール、精製水ほか
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メーカー | 自然美スタイル | 大正製薬 |
種別 | 医薬部外品 | 第1類医薬品 |
CM | ||
関連商品 | シャンプー、お茶 | リアップに関連品 |
容量 | 120ml | 60ml |
副作用 | 低いのでは | 可能性あり |
価格 | 8,900円(税抜き) |
カレンの成分がリアップリジェンヌと全く違います
リアップはあのミノキシジルが主成分ですが
カレンの売りはエキス系
育毛や発毛が目的ならそれを促す成分が必要です
ミノキシジルとか
なのでリアップとは全く別物の育毛剤といえます
そこでカレンの有効成分が本当に
有効なのかガイドラインに照らし合わします
カレンの成分は効果があるのか
日本皮膚科学会という組織で女性用の脱毛症の発毛や育毛が明確化されました
男性型脱毛症の対処法をその内容を見ると
外用ならミノキシジル5% 内服ならフィナステリドやデュタステリド
この外用と内服成分は最高ランクAです
このミノキシジル5%がですねリアップになるわけです
ちなみに女性の脱毛症はこれがそのまま有用度とならないので要注意です
ミノキシジル5%の外用で
男性ホルモンの作用には個人差があるようです
なのでミノキシジルの効果にも個人差があることがわかっています
ミノキシジル5%は男性で
女性はミノキシジル1%が推奨となっています
治療を継続していても加齢による毛髪の量が減少するとも
ですが根気よく続けるのもひとつです
プラス
食事の充実
ストレスを減らす
抜け毛を気にせず1日1回のシャンプーによる清潔さを保つ
公が示してくれたように育毛剤ランキングに頼らなくてもいい状態です
選ぶべきものの成分は外用と内用でひとつしかないからです
内用は病院での処方になるので外用では選択肢は1,2つしかありません
リアップとミノキ5とリグロ・・・
先のはなしでミノキシジル5%は最高ランクAですが
ガイドラインでは
自毛植毛はBランクで
人工毛植術はD
LED及び低出力レーザー照射はB
アデノシン外用はB
カルプロニウム塩化物の外用はC1
t-フラバノンはC1
サイトプリンおよびペンタでカンはC1
ケトコナゾールはC1
かつらの着用はC1
成長因子導入および細胞移植療法はC2
Aは最高推奨次いでB、C1は行ってよい
C2は行わない方がいい Dは行うべきではない
カレンを選ぶ理由
カレンの有効成分つまり育毛とは発毛を促す根本のもの
残念ながら公のガイドラインには記載されていません
このことから本気で発毛や育毛を考えるならリアップリジェンヌになります
ただしミノキシジルは効果的ですが副作用はついて回るので気になる方は多いハズです
その点カレンは医薬部外品です
リジェンヌの第一類医薬品とは大きな差があります
第一類医薬品は薬剤師が常勤の店というような厳しさがありますが
医薬部外品は副作用で困ることは少ないような気がします
気休めを求める方にはカレンもひとつの選択肢かもしれません
カレンの全成分
有効成分・・・ピロクトン オラミン、酢酸DL-α-トコフェロール、グリチルリチン酸ジカリウム
その他成分・・コラーゲン・トリペプチド F、カンゾウ葉エキス、オウゴンエキス、コメヌカエキス、海藻エキス(1)、チョウジエキス、ヒキオコシエキス(1)、ボタンエキス、シナノキエキス、カワラヨモギエキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、クエン酸、クエン酸ナトリウム、1,3-ブチレングリコール、1,2ペンタンジオール、エタノール、無水エタノール、精製水
カレンは育毛というより地肌ケアや髪の毛のトリートメント的なイメージです
容量と価格で考えるとほとんどカレンとリジェンヌは同じなので一考する必要ありです